レンズペンの修理

レンズのメンテに便利なレンズペン。
最初に買ったヤツのチップが駄目になったので、修理してみようというお話。

ビックカメラの株主優待券を使うべくBK KMC-LP6Bの交換チップを探しに行ったら置いてなかった。
レンズペンは3本持ってるし、尼とかで金出してまで買う気にはならないので手持ちの材料でサクッと直そう。

[材料]
柔らかく毛足の短い薄い革
ゴム系接着剤

[道具]
ハサミ
ライターオイル


まず、駄目になったチップをペンから引き抜く。
引き抜いたら先端に貼ってある革をひっぱって捲る。
剥がれにくいときはライターオイルを垂らすと良い。
 

残ってる接着剤のカスをライターオイルとかを染み込ませたティッシュで拭う。
表面が綺麗になったら接着剤を薄く塗る。今回は100均のボンドGクリアーを塗った。


革を切手大に切って貼り付ける。
接着剤が固まったら、はみ出てる部分をハサミで切り取る。

本体に差し込んだらキャップを付け外ししてカーボン粉を馴染ませる。
使い古したキャップだとカーボン粉が減っていてそのままでは着かないので、中に入っているスポンジをピンセットで裏返すと粉がちゃんと出てくる。
手でやったら駄目だよ。


交換用の革はカメラ用セーム革の新品が手元にあればそれを切っても良いし、東急ハンズあたりで100円ぐらいの汚れてないベロア端切れを買っても良い。
今回はハンズの革を使った。


これでほん数分で、30円ぐらいでレンズペンを復活させられる。性能も問題ない。
1000円近く出して先端を交換するよりも安上がり！
カーボン粉が出る限り張り替えれば何度も使える。カーボン粉も調達できるならさらにコストは下がるね。


交換チップケチればラーメン1杯食えるぞ！