Mlais M52購入と自作ワイヤレス充電カバー(動画あり)

久々にAndroidの中華端末を買った。

MlaisのM52である。
なかなか使い心地が良かったので、わざわざ自作のQiカバーまで作った。

まずスペックから

OS：Android 5.0
画面：5.5インチIPS液晶 1280*720
チップセット：MediaTek 6752 1.7GHz
GPU： MALI T760
RAM：2GB
ROM：16GB
リアカメラ：13MP
フロントカメラ：8MP
MicroSD： 最大64GB(公称)
Bluetooth：4.0
Wifi：2.4/5GHz b/g/n
SIM：標準/マイクロ
2G：GSM:850/900/1800/1900MHz
3G：WCDMA:WCDMA850/900/1900/2100MHz
4G：FDD-LTE:B1/3/7/20 (800/1800/2100/2600)
GPS/GLONASS：あり
OTG：あり
バッテリー：3200mAh

こんだけ揃ってるが、1万5千円程度で買えた(15年6月)。
同じようにMediaTek 6752を使った端末が各社から複数出ている中、バッテリー容量がわりと大きく日本語も対応しているので選んだ。

今のところneedromで公開されているrootのROMを使っている。
気になるバッテリー持ちだが、次の条件でどれだけ減るか試した。

・Wifiオフ
・GPS/GLONASSオン
・SMS使用可能なSIM挿し
・Lineなどバックグラウンドのアプリ無し
・ダブルタップで画面オン有効
・開始時バッテリー100%
・Xiaomi Piston2と純正音楽アプリで320kbpsのMP3再生2時間
・ChromeでWebサイト巡り2時間
・メールチェック適宜

結果、朝8時に100%で開始して夜の8時には68%程度残っていた。
何度か同じ条件で試したが、ほぼ同じ結果となった。
Androidは入れているアプリや環境によってかなりバッテリーの減りが変わるので詳細に条件を載せる必要があると考えている。
ゲームはものによって消費量が全く参考にならないので入れていない。
条件には平均的な使用スタイルを想定している。


M52は64GBのMicroSDに対応しているとあるが、実際は128GBまで使用可能で全く問題はない。
使用したのはSAMSUNGのEVO 128GBモデルである。


入れると合計120GBとして出る。


裏はこうなってる。デカイわりにストラップホールはない。
 

正直言ってハードにゲームしないのであればオススメできるレベルの品質。
イヤホン使用時にノイズが乗ることもないし、本体スピーカーも悪くない。
Playストアも入ってるし、RootedROMに焼きなおすのもコツがあるが簡単。
SIMはどちらに挿しても3G/4Gが使えるので便利だ。

交換用バッテリーも安価に手に入るのでヘタってきても問題ない。
純正の手帳風カバーやガラスフィルムも売られているので最低限のアクセサリーは用意されている。ebayや各種中国のショップで購入可能。



でも残念なことに、純正でQiのカバーはない。
よくあるQiのレシーバーを付けようにもUSBのコネクタは本体上部中央についており、フラットケーブルがカメラに干渉する。
仕方ないのでレシーバーからケーブルを引きなおして3Dプリントしたカバーに埋め込むことにした。適当に設計した。


動作の様子をyoutubeにアップした。
結果的にはこうなったが、イヤホンジャックのことをあまり考えてなかったので引き抜くのがちょっと面倒。作り直すのも手間なんで削って直した。
800mAhのレシーバーを入れたが、0%からだと充電完了まで150分～180分ほどとなる。
バッテリー容量2000mAhのLumia 1020では120分程度なのでいい感じだと思う。


性能的には国内で使えるんだけど、技適とかあるんでそこらへんはお察し。
実際問題、外国人が海外SIMを挿した海外端末はOKで日本人が同じ端末で日本のSIMを使うのはダメってのは理にかなっていない。SIMが電波を出すわけじゃないからね。
市場動向も考慮したまともな議論やガイドラインの策定が必要だが、各種フォーラムでも賛否両論あって決着は見えない。
法と制度運用に矛盾があるので技適未取得端末の使用は今のところグレーゾーン行為としか言いようがない。

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生産終了と人気で品薄&偽物氾濫のXiaomi Piston2だが、いつも使っている中国の某店で計3つ注文したがすべて本物だった。クーポンとか駆使して1個1,900円ぐらいで手に入った。
この値段でこの品質なら最高。人気出るのも分かるね。