ヘッドホン無線化計画3

使った部品とかは前回の記事を参照

そんなこんなで、もうひとつヘッドホンが買える金額を部品にぶち込んでしまいました。
役者(部品)が揃ったので組み立てに入ります。

組み立て中の写真撮影を失念したので完成の写真しかないのが残念です。

まずは老朽化したAD300のクリーンアップと部品交換です。
イヤーパッドが独自素材らしく新品で純正品は2500円ほどするので手洗いで洗濯することにします。
洗濯すると毛玉が出ますが適当に毛づくろいして取ります。

ヘッドレストのスポンジがとうの昔にダメになり、プラの突起が頭皮に優しくないです(´・ω・`)
仕方ないので自作ヘッドレストを3Dプリンターで作って取り付けます。

分解すると側面の金属メッシュ部分とスピーカーの間に防音スポンジが入っていますが経年劣化でぼろぼろになっています。
これは捨てます。
これがないとスピーカーからの音が外に駄々漏れです。見た目的には涼しげですがアレゲな音楽は聴けなくなります。
仕方ないので金属メッシュの内側に茶の牛本皮を張って防音対策をします。
中に目の細かいメラミンスポンジ(100均で売ってる激落ち君的スポンジ)を入れておくとなお良いです。

あとは埃や手垢をアルコールでふき取り清潔にします。

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前の記事に載せたいい加減な図の通りに配線することにします。
AD300本体にはスイッチなどを載せられるような場所が無いので金属メッシュ部分部分に直径15mm程度の穴を3つ開けました。

そこにキースイッチとプッシュスイッチを取り付けます。
1つ余った穴には3Dプリンターで作ったキャップをはめ込みます。ここからBT基板上のLEDの光が漏れて動作が確認できます。

いざ、組込み！となりますが、そのままだと内部のプラ部品が干渉するのでスピーカーを固定するパーツを削って空間を確保します。
重量バランスを考えて左のハウジングにBT基板とキースイッチを、右のハウジングに電源スイッチとバッテリーを組み込むことにしました。





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充電回路は本体と別にするので、それ用のケースが必要です。
それなりに適当に設計したケースを3Dプリンターで印刷して組み立てます。



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そんなこんなですべて組み立て終わったのでNokiaの808 Pureviewと接続して試してみました。
再生テストに使った曲はДима БиланのGirlfriendでしたー(このブログ見ている人、もとい日本人の殆どはДима Билан知らないような…)

Дима Билан - Girlfriend



動作時間は計算上では8時間半。
充電時間はおおよそ1時間半程度？→実測で1時間半弱でした。

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良い点

音質はLBTを使っているときより良い。
動作時間がWRVの標準より1時間半伸びた(LBTでは標準7時間から16時間超まで延びたが基板が耐えられずご臨終)
実験で失われた部品や機材/間違った部品購入代を除けば格安でBTヘッドホンを作れた。
ちょっとした勉強になったこと。


問題点

電源投入時にスピーカーからノイズが出る。
充電可能状態時に本体充電ケーブルにバッテリーからの3.7vが漏れる。
充電完了が機材無しに分からない。
充電ケーブルが正直邪魔な気がする(コネクタのオスメス組み合わせを逆にしろと…)
見た目が職質されそうな感じ。空港に持ち込めなさそう。公共の場で変な目で見られるかも。


いろいろと改善すべきことがあると思うし、自分の電気系の知識の無さを改めて痛感した取り組みだった。

これを読んで真似する人にアドバイス。
WRVを使うならそれなりの半田付けの慣れがいると思う。
スピーカーとバッテリーを基板に繋ぐ線が細いので交換することになるのだけど、配線ピッチが狭くスルーホールの径が小さいので苦労します。

この記事でこの計画は完了です！
お疲れ様です。


あ、それはそうと以前3Dプリンターの記事で触れた銃の印刷ですが。
一応現段階で中折れ式ショットガンの設計が終わったので印刷してます。
というかジョークでショットガン型葉巻きケースを作っていたら、とことんリアルに動くようにしたくなったので撃発機構を追加しただけです。


間違いなく実射できないｗ
銃身が塞いであり、直径30mmで長さ120mmの葉巻が1本装填できますｗ
トリガー引いてハンマーが落ちても絶対に雷管を発火させられない！葉巻も発火しない！
中折れショットガンから葉巻を取り出すシュールな光景が…

要望があれば3Dデータ公開します。
撃発機構を見直してショットシェルに合わせた銃身に手直ししたら撃てるかも(意味あるのか？)